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日本以外の赤ちゃんポスト事情

数世紀もの間、「赤ちゃんポスト」の原型ともいうべき施設はさまざまな形で存在していました。このようなシステムは中世及び18世紀から19世紀にかけて広く普及していました。

しかし1880年代後半から次第に姿を消していきました。ヨーロッパにおけるこうした施設の先駆例としては、1198年にローマ教皇インノケンティウス3世の指示の元、イタリアの養育施設で作られたものが挙げられます。

ドイツのハンブルクでは、1709年にある商人が孤児院の中に Drehladen と呼ばれる施設を設置されました。しかし5年後の1714年には、利用者が余りに多く、孤児院が経済的に養えなくなったため閉鎖しています。

その他に早期で有名なものは、カッセル(1764年)やマインツ(1811年)で設置されたものがあります。今では赤ちゃんポストが再び注目されるようになり、1996年に最初の赤ちゃんポストが設置された後、多くの国で設置されるようになった。ドイツでは2000年にハンブルクのNPO法人によって始められ、公私立病院など約80か所に設置されています。

世界の赤ちゃんポストの現状

★オーストリアは2005年までに、6つの都市で赤ちゃんポストを設置。

★ベルギーは母親の母 (Moeder voor Moeder) 協会によって、2000年に、アントウェルペンの Borgerhout 地区に最初の赤ちゃんポストが設置された。 babyschuif 或いは、母親のモーセのゆりかご (Moeder Mozes Mandje) と呼ばれる。設置後3年間で保護される赤ちゃんはいなかった。

★チェコ2005年プラハで最初の赤ちゃんポストが設置される。2006年3月までに、3人の赤ちゃんを保護。

★ドイツ - 2000年に設置開始。2005年には全国80箇所以上に設置された。

★ハンガリー - 1996年に最初に設置されて以来、現在までに約12箇所の赤ちゃんポストがある。そのほとんどが病院内に設置されている。

★インド - 1994年にタミル・ナードゥ州で子殺しの犯罪をなくすため、この州の指導者 J.Jayalalithaa の政策により、最初の赤ちゃんポストが設置された。ポストに置かれる赤ちゃんはゆりかご赤ちゃん (Thottil Kuzhanthai) と呼ばれ、国によって育てられ、また無料の教育が提供される。

★イタリア - いのちの行動 (Movement for Life) という組織によって設置された、8箇所ほどの赤ちゃんポストがある。2006年12月にローマで最初に設置され、2007年2月に初めての赤ちゃんを保護した。これ以外にバチカンにも赤ちゃんポストが設置されている。この地は世界で初めて赤ちゃんポストが設置された場所でもある。

★オランダ - 2003年アムステルダムに babyluik という赤ちゃんポストを設置する計画だったが、反対の声が強く中止に追い込まれた。健康部門の秘書官 Clemence Ross は違憲であると表明。

★パキスタン - Edhi財団が全国約250箇所に Jhoola と呼ばれる赤ちゃんを保護するサービスを提供する。 Jhoola とはブリキ製のぶら下げ型ゆりかごで、中にはマットが敷いてある。親は匿名でEdhi財団のセンターの外から赤ちゃんを置くことができ、ベルを使って知らせる。またスタッフが1時間ごとにゆりかごを確認する。

★フィリピン - マニラのサンジョーズ病院 (Hospicio de San Jose) では回転式ゆりかご (turning cradle) を設けている。ゆりかごには「ここで赤ん坊を受け取ります」と書かれている」。

★南アフリカ - 非営利団体の「希望のドア」 (Door Of Hope) が2000年8月にヨハネスブルグの教会堂で「壁の穴」 (hole in the wall) を設置。2004年6月までに、30名の赤ちゃんを保護。

★スイス - 2001年5月9日に Einsiedeln の病院に赤ちゃんポストが置かれた。

★アメリカ - 赤ちゃんポストなるようなものはまだ設置されていないが、テキサスで1999年9月1日に「安全天国の法案」 (safe haven law) が実施され、その後47の州が同じく実施している。この法案は親が合法的にまた匿名で自分の新生児(生後72時間以内)を放棄し、病院や消防署などの「安全天国」の場所に届けることを許可している。この法案の呼び名は各州さまざまで、例えばカリフォルニアでは「赤ちゃん安全環境法」と呼ばれている。

世界中に置かれる赤ちゃんポスト、それぞれの国柄を表しています。どの国の親も、赤ちゃんポストに赤ちゃんをいれる、ということこそが、親が子供に「生きてほしい」と願ってのことなのだろう!そうであって欲しいと思うばかりです。

世界の赤ちゃんポスト

赤ちゃんは環境に対する適応力が弱いので、考えるだけでも嫌な思いになるが、もし捨て子として外に置き去りにされたりしたら寒さや、暑さに適応できずに、亡くなってしまう可能性が非常に高いです。

赤ちゃんポストの目的は、望まれない赤ちゃんを殺害してしまうことと、妊娠中絶から守るためにあります。

世界で、この赤ちゃんポストは法律的な裏付けがまだ、十分でないにもかかわらず、ドイツ・ベルリンの壁崩壊後のドイツ国内にて旧東ドイツ地域を中心にNPO・キリスト教団体・病院などにより次々に設置され、2005年には80ヵ所を超えているようです。

この赤ちゃんポストは、屋外と屋内に扉が設けられ、中には新生児の入ったバスケット程度の空間があり、冬は適度に保温され、夏は猛暑にさらされることが無いように工夫されているようです。

もし、この中に新生児を置くと、宿直室の呼び出しブザーなどに直結されたセンサーが働き、職員がすぐさま飛んできて、安全に保護できるようになっていて、環境に弱い赤ちゃんに対する配慮が行き届いています。

また、後々捨てたのを後悔して親であることを名乗り出る際に役立つようにと、赤ちゃんポスト内部に捨てに来た親向けの、設置施設や児童相談所などの連絡先が記載されたメモが用意されて持ち帰って、思い直した親への配慮がされています。

世界の赤ちゃんポストの名称

日本のニュースで話題の慈恵病院が参考にしたドイツでの呼び方は "Babyklappe" と呼ばれています。英語の Baby とドイツ語の Klappe を合わせた単語です。もう一つの呼び名として "Babywiege" があるようです。

英語では "Baby Hatch" と呼ばれていて、イタリア語では "Culle per la vita" 「命のゆりかご」と呼ばれているようです。中国語では「棄嬰艙」「棄嬰信箱」などと呼ばれ、まだ一定の呼称が定まっていないようです。

日本語の「赤ちゃんポスト」という呼称がいつ頃、どのようにして用いられるようになったかははっきりしません。

上記ドイツ語の呼称 Babyklappe から出来たとの噂もあります。2007年5月時点の日本国内においてはこの種の施設の呼称として「赤ちゃんポスト」が使用されているのが現状です。慈恵病院の視察報告で紹介されている、2006年3月発表のビデオソフトでは「赤ちゃんポスト ドイツと日本の取り組み」と題されているので、この後から定着したようです。

ただ、慈恵病院の計画発表以来この施設に関する賛否両論の議論が交わせれる中で双方の立場からも「ポスト」という名前になんだかしっくりとしないと各方面からも出ていて、将来は違う呼び名に変わることもあることでしょうね。

赤ちゃんポスト

この世の中に、誰一人として子を思わない親はおりません。しかし、人生思いもよらない出来事が起こることもあり、苦渋の選択をしなければならないことがありますね。

好きな人の赤ちゃんを身ごもった、お母さんは本能的にえも知れぬ幸せを覚えます。身も心も心底から湧き上がる幸せを感じ、心から幸せの震えがきます。

突然の事故で偶然、身ごもってしまっても、10月10日お母さんのお腹に、一緒に過ごした月日は我が子としての心構えを自覚します。

そんなお母さんと赤ちゃんが離れ離れにならなきゃならない事情など、あろうはずがありませんよね。

しかし、現実はきれい事では収まらないことがあります。少子化の現代に赤ちゃんは大切な人類の日本の赤ちゃんです。残念ながら自分の手で育てることのかなわない、そんな赤ちゃんとお母さんのための赤ちゃんポストです。

赤ちゃんポストとは、お母さんがいろんな事情があって自分の手で育てることのできない苦しい選択のひとつの方法として、赤ちゃんを匿名で養子に出すためのポスト=容器となってます。

将来的には、不要の長物になることでしょうが、それまでの間ちょっとの年月、残念ですが利用されることもあろうかと思われます・・・。


※この記事他はあくまでも私の趣味として連載してます。間違いがありましても私は一切責任は負いません。